タイトル |
9月14日(金)子育てサークル学習会『世界の子育てをのぞいてみよう!』が開催されました |
掲載日 |
2007年9月25日 |
広い世界を見渡せば、いろいろな国があり、地域があり、当然いろいろな文化があります。
文化が違えば子育ても変わる?外国ではどんな子育てをしているの?
今まさに国際社会!八尾に住みながらひとときの子育て留学を体験し、“子育てを愉しむきっかけを探そう”と今回、インド出身の講師を招き、子育てサークル学習会を開催しました。

講師のアダルシュ・シャルマさんは、日本人男性と結婚、長く日本に暮らし、現在は奈良NPOセンターの理事として「国際理解教育支援事業」等に携わっておられます。
アダルシュさんが育ったインドでの家族観や子育て観、そしてご自身の子育て経験を穏やかに話してくださり、参加したお母さん方は何度もうなずいたり、楽しいエピソードに声を上げて笑ったりと、実に素敵な『子育て留学』でした。
***ここでアダルシュ・シャルマさんが話してくださったことを、少しご紹介しましょう。***
日本の9倍の面積と人口を誇るインドには18の言語と844種類の方言があり、公用語は英語。
宗教も、ヒンズー教をはじめイスラム教や仏教があり、まさに多文化の坩堝(るつぼ)!
だから当然、食文化も違い、日本の学校給食のようにみんなが一斉に同じものを食べるなんてあり得ないこと。「日本の子どもは、自分ひとりだけがみんなと違っていないかと、いつも不安に思っていませんか?」とアダルシュさん。 (確かに、大人の感覚の中にも「みんなと一緒に!」という意識がありますよね。)
乳幼児期、スキンシップを大事にするインドに対し、日本はプロテクト(保護)を大事にしていて、時にはオーバープロテクトになっていませんか?という指摘もありました。
また、家族のルールを作ることの大切さについても話され、例えばご自身は、どれだけ忙しくても子どもと自分(母親)だけの時間を作り、一緒に遊んだり、お茶(インドではチャイだそうです)を飲んだりしたとのこと。
毎日必ず子どもたちとの時間を大切にしていたアダルシュさんですが、体調が悪くなり寝込んだときのエピソードを聞かせてくださいました。
当時4歳だったお子さん(お兄ちゃん)が台所に立ち、「フレンチトースト」と「チャイ」を作って、ベッドサイドに運んできたそうです。お兄ちゃんの服の裾をぎゅっと握り締めた弟がついてきて、二人でアダルシュさんを励ましてくれたという話の中で、「(作り方を)教えたわけじゃないのに、いつも私と一緒にいろいろなことをしているうちに、覚えていたようなの」と懐かしそうに微笑むアダルシュさんの笑顔が印象的でした。
「Love begins at home」(愛は家庭から) 心に響く言葉を残してくださいました。
|
|