薄着と健康について
(2008年11月20日更新)
夕方、外が暗くなるのが、一気にはやくなりましたね。
昼夜の気温差が大きな時期です。
薄着は外気温を直接肌で感じることができるので、暑さ、寒さに対する皮膚の適応能力を高めます。
皮膚の働きには、体温調節や外界からの刺激を防御する力があります。
【体が大きく成長発達する乳幼児期。】
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、運動は活発で、汗かきです。
生まれて1、2 か月の赤ちゃんは「大人よりも1 枚多く」が目安ですが、
それ以後は大人と同じくらいでよく、3 歳以上では大人より1 枚少なくてもよいでしょう。
手足が少々冷たくても、しもやけでなければ、室内での靴下や手袋は不要です。
衣服の着せすぎは、自由な動きが制限され、転倒の原因になります。
色々なものを手でつかんだり、足を使って発達を促せる状態が好ましいのです。
【薄着にしても「かぜ」はひかないの?】
かぜをひく直接の原因はウィルス菌や細菌によるものです。
その誘因として
●環境「寒さと空気の乾燥」
●受ける側の子ども自身の問題「睡眠不足や遅寝の睡眠、疲れ、食事のバランスの崩れ、皮膚の機能低下」などが重なって病気になります。
抵抗力を高めるには普段から生活リズムを整え、十分な皮膚の働きができるようにしましょう。
【厚着の習慣がついてしまうと】
体は、いつもぬるま湯につかっている状態で、少しの寒さにも抵抗することが出来ず、
いつまでも皮膚の抵抗力がつかなくなってしまいます。
【衣服の上手な着せ方】
●下着はきちんと着る。
下着は汗を吸い取ってくれます。
下着を着るだけで4℃ちがいます。(ランニング又は半そで)
大人より1枚少なくが目安です。子どもはよく動くので十分ですよ。
部屋の中の快適温度は、18〜20℃位です。(下着+半そで又は薄手のTシャツ)
手足の皮膚は冷えることにより、体内の体温を外に逃がさないという働きをもっています。
今の時期、手、足を出して冷たい外気の刺激を受け皮膚を鍛えましょう。
大人は自分の感覚で子どもに衣服を着せようとしますが、自律神経を鍛え、
抵抗力をつけるため、気温や風の強さ、子どもの動きにあわせて衣服を調節することが重要です。
薄着で風邪をひくわけではありません。元気で生活するために大事なのは、
規則正しい生活と食事、そして運動が重要なのです。
真冬になってから薄着を始めるのは難しいので、
今が習慣づくりに最適の季節ですよ!
朝、夕の気温差や体調など様子をみながら無理のないよう
慣らしていけるといいですね。
参照:ひかり学園ホームページ(http://www.g-hikari.or.jp/index/e131.html) 他
傷は消毒しない!という傷の治療の話
(2008年10月1日更新)
学校・園の運動会、市民スポーツ祭・・・と、秋は体を動かす機会が増えますね。
運動の機会が増えると、ケガの機会も増えますよね。
さて、転んだりしたときにできる擦り傷。
まずは、傷についた砂やゴミ等を水道水でしっかりきれいに洗いましょう。ゴミなどの異物が残っていると、それが化膿を起こすもとになります。
消毒液は使いません。
え?消毒しないとバイキンがいっぱいじゃないの?
消毒液は、確かにバイキンをやっつけるのですが、ヒトの細胞もやっつけられてしまいます。
傷の治療に活躍する白血球やコラーゲンや毛細血管をつくる細胞も傷ついてしまうわけです。
それに皮膚はもともと無菌ではありません。
傷を水で洗ったら、タオルを押し当てるようにして水気を拭き取ります。
出血のときは、タオルで動かさないようにしっかり押さえて止血します。
どうしても止まらないようなら、病院へ。
次に、傷の大きさより1〜2センチくらいに切った食品用ラップを用意します。
それに白色ワセリンを薄く塗って、傷の上にペタンと貼り付けます。
ラップが動かないように軽く絆創膏で止めます。
上から包帯を巻いて完了。包帯は、浸出液が滲んできたときに吸わせるため。
小さい傷なら、カットバンのガーゼよりも小さく切ったラップを傷に貼って、カットバンで止めるという方法もありますね。
あとは、傷周辺をきれいにする。ワセリンもきれいに落とす。再びラップ、包帯。
あせもができやすい季節や浸出液が多いときは、1日2回手当てします。
ジクジク出てくる 浸出液は、傷を治す成長因子。
交換のとき、洗ったら傷の周囲が赤くて痛い、腫れている・・・ではなくて、薄黄色の膿のようなジクジクだったら、大丈夫。成長因子がしっかり働いてくれています。
そして、ピンク色の表皮が再生されたら、ラップは終了。
これは、自然治癒力を活かした方法です。
最近は、ハイドロコロイド被覆材でできた傷用パッドも売っていますね。
ちょっぴり、試してみたくなったでしょう?
ただし、深い傷、動物にかまれた、傷がひどく汚れている等の場合は、その場でできるだけきれいに洗って、病院に行ってください。素人判断は禁物です。
以上の内容は、
茨城県 石岡第一病院 傷の治療センターの 夏井 睦先生の 校閲を受けています。
より詳しいことを知りたい方は 夏井先生の 新しい創傷治療 のページ
熱中症について
(2008年8月1日更新)
猛暑です。みなさん、大丈夫ですか?
最近、少年サッカーチームに体験で入らせていただいたときのことです。それまで、息子と一緒に走り回っていた同級生の男の子が、急に動きが鈍くなり、気持ち悪そうに、座り込んでしまいました。休憩を多く取りながら、早め早めの水分補給を配慮してもらっていました。それでも、この暑さに、体はついていかないようです。
熱中症とは、体の中と外の"あつさ"によって引き起こされる、様々な体の不調であり、熱射病 日射病 熱ケイレン 熱失神 熱疲労 などを引き起こします。軽度では、四肢や腹筋などに痙攣を起こしたり、めまい・しびれ・数秒間の失神などの症状、中度では、痙攣やめまい、吐き気、疲労感、多量発汗などの症状が重なって、起こります。重度では、意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などが、さらに加わります。
まず、ゆっくり水分補給。この時、冷たいものを急激に胃に入れてはいけないそうです。口に含んだ水分を、すぐに飲みこまずに、ゆっくり口の中で暖めてから、飲み込むとよいのだそうです。それから、首の後ろと、両脇に保冷剤を挟み込みました。こうすると、体温が下がりやすいそうです。冷たいペットボトルなどでもよいでしょう。霧吹きで水を噴きかけ、その気化熱で体を冷やすのも方法のひとつです。
そうこうしていると10分ほどで、ぐったりしていた子どもが、生気を取り戻しました。
状態をよく観察して、不安があるときには早めに医療機関へ相談することが必要ですが、こんな、ちょっとした事を知っているのと知らないのとではずいぶん違いますね。翌朝、朝からのぼせ気味の娘に、この方法で体を冷やしてあげると、ずいぶんと楽になって「ありがとう!すごいねぇ〜」っと感謝されました!(ラッキー!^^/)
帽子のはなし
(2008年7月1日更新)
暑くなってきましたね。
でも、子どもたちは外で遊ぶのが 大好き。
泥団子や水遊び、セミ取り等 楽しいこと いろいろ見つけて
元気いっぱいで、夢中になって遊びます。
そのとき、帽子をかぶってますか?
帽子は、直射日光を避けることが出来るので、紫外線予防になります。
また、熱中症の予防にも帽子は欠かせません。
お外にお出かけの時には、帽子を忘れずにね。
ただ、ずーっとかぶり続けると、帽子内の温度が高くなって
逆に熱中症を起こしてしまうことがあるので
時々帽子をぬいで、頭の汗を拭いて 通気をよくすることをお忘れなく。
こまめな水分補給も大事ですよ。
え?帽子は大嫌いで かぶってくれない? 困りましたねぇ。。。
みなさんの 良いアイデアがあれば、掲示板に書き込んでくださいね。
