今回のレポートは龍華図書館で開催された、としょかんで楽しむ「おやこのじかん」にお邪魔しました。
テーマは、本の紹介「ママに贈る、大人の本」。図書館にお子さんと来た時どういう本を読めば良いか、お子さんと楽しめる本の紹介をしていただきましょう。
開催日:2019年9月13日
時間:10:30~12:30
場所:龍華図書館 2階 おはなし室
講師:龍華図書館 図書館司書
対象:就学前児とその保護者
としょかんで楽しむ「おやこのじかん」
3つのテーマで本を紹介
図書館2階の「おはなし室」は開放的なお座敷タイプのお部屋。お子さん・お母さん・お父さん、ご家族のほのぼのした雰囲気の中で本の紹介が始まりました。今回は3つのテーマで本の紹介がありました。
1つ目のテーマは「おやこで楽しめる本」
いざ図書館に来ても、どういう本でお子さんと楽しめば良いか。そんな家族で楽しめる、3冊の本の紹介です。
・「まる さんかく ぞう」 お子さんにとって見やすく、言葉でも遊べる本。
・「まるまるころころ」 色々な丸が重なって何になるのか、ドキドキする本。
・「とんでいったりんご」 ネズミの放り投げたリンゴが、次々と他の動物にぶつかっていく言葉遊びの本。
2つ目のテーマは「短い時間で読める本」
お次は子育てなどで日々忙しいお母さん、お父さんへ紹介する3冊の本。
・「トイレで読むトイレのためのトイレ小説」 1話、1~5分で読めるお話。トイレがタイトルに入ってるけど、ゆっくり椅子に座って読んでね、と一言。
・「その先には何が!? じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説」 すごく短い小説が130話も掲載されているとのこと。
・「1 2 3」 すべてのページに動物が3匹掲載された文字のない写真集。動物たちが親子なのか?何かをして遊んでいるのか?想像力を掻き立てられます。
3つ目のテーマは「ちょっと心の整理ができる本」
最後は、ものや情報が溢れかえっている今、いろいろと整理するための本の紹介。
・「やめてみた」 作者の実体験と基に、使ってきた道具、考え方や癖、これをやめてみたらどうなったか。マンガ形式で読みやすい本です。
・「ハッピーバースデー」 今日紹介する中ではお母さんには"一番重たい本"とのこと。どういった内容か、是非ご自身で確かめてみてください。
この他、子どもだけではなく大人も一緒になって楽しめる絵本、「だいじょうぶ だいじょうぶ」「うまれてきてありがとう」の読み聞かせに、お子さんも集中して聞き入っていました。
後半は「ふれあいあそび」で和気あいあい
歌を歌って、みんなで元気よくお返事
次は、「だるまさんが」の絵本。だるまさんが一体どうなるんでしょう?お子さんもだるまさんがどうなるのか夢中です。
だるまさんの後はみんなで身体を動かして「とんとんとんとん ひげじいさん」の手遊びです。
エプロンシアター「おおきなかぶ」
エプロンを使っておおきなかぶのお話しをしてくれました。
おじいさんとおばあさんでは大きすぎてなかなか抜けなかったかぶ。孫娘だけでなく犬やたくさんの動物も力を貸してくれます。お子さんと一緒に掛け声。
「うんとこしょ、どっこいしょ」
おはなし室にいるみんなの掛け声で無事にかぶは抜けました!
最後は紙芝居「おでかけ おでかけ」の読み聞かせで本日のイベントは「おしまい おしまい」。終始和やかな雰囲気で進んだ今回のイベント、是非皆さんも参加してみませんか。
龍華図書館の今後のイベント
龍華図書館では今後も色々なイベントを予定しています!ここでは直近のイベントについてご案内します。是非参加してみてください。
・「パパ・ママ向けミニマネー講座」※現在受付中です!
日時:11月8日(金) 午前10時30分~12時30分
定員:15組(申し込み順)
内容:子どもの成長と共にかかるお金や、住宅ローンについてなど、将来を見つめるヒントを教えていただきます。
・「本の紹介 大人が泣ける絵本」
日時:11月22日(金) 午前10時30分~12時30分
定員:15組(申し込み順)
内容:大人もお子さんと一緒に楽しめる絵本や、ちょっぴり涙がこぼれるような絵本、思わず笑い涙が出てしまうような絵本などを紹介します。
参加者の声
- 以前から良く来ています。家も近いのでコミセンのイベントも良く参加しています。
- 市政だよりを見て来てみたいと思っていたので来ました。子どもがいてなかなか図書館に来る機会がなかったので、こういうイベントがあると嬉しい。子どもも絵本に集中していたし、うたあそびも楽しそうでした。
- 30回くらい来ています。自分の知らない本も紹介してもらえるし、子どもにとっても珍しい空間。図書館もできてからずっと来ているので安心できる場所です。
- すごくありがたいイベント。読み聞かせはぼちぼちやっていますが、プロはやっぱり上手!
- (図書館の)下にチラシが貼ってあったから来ました。こどもがトイレや歯みがきでつまづいたときに、それに関する本を読んでいます。