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イベントレポート

子育ておうえん講座『病気の時もこれで安心!小児科医からの子育てアドバイス』

2016年3月16日

子育て中に発生する病気や事故。ちなみに子どもの死因の第1位は、病気ではなく「家庭内事故」とか。今回は小児科医の先生に予防接種や病院受診のコツ、不慮の事故、応急処置などを講演いただきました。万一の時に備えて、危機対応と危機感知能力を高めておきましょう。

開催日:2016年1月30日(土)
時間:10:00~11:30
場所:サポートやお

講師プロフィール

水野 智寛さん

1974年生まれ。奈良県大和郡山市在住の小児科医・産業医。奥様はパート看護師。子どもは8歳の長男と1歳の長女の2人。主に東大阪市立総合病院で休日夜間小児救急診療に従事。
その経験を踏まえて、NPO法人ファザーリング・ジャパン関西のメンバーとして子どもの医療、ワークライフバランス、メンタルヘルスなどの分野で活躍中。父親としてのモットーは「子どもの成長の一瞬を大切に」。

水野先生お写真

病気になる前にまず予防が大切。ネットを賢く活用して情報武装

今回の講演は子どもの病気や事故とその対処法ということで、参加者の皆さんもメモをとって真剣に聞き入っておられました。
最初のテーマは予防接種について。実は病院に行く前に親としてやるべきことはたくさんあって、まず予防が大切と力説。その一つが予防接種。予防接種をする目的は、自分が病気にかからないようにするためだけでなく、赤ちゃんを守る意味もあり、ぜひ予防接種をするようにと訴えられました。妊娠中に風疹にかかると、赤ちゃんに障害がでることがあるのはご存知の通り。女性だけでなくパートナーもぜひ予防接種を受けるべきと先生。続いて予防接種(無料・有料)の種類を紹介してくださいました。また、スマホで子どもの予防接種のスケジュールを管理できるアプリも併せて紹介。皆さんさっそくご覧になっていました。
次のテーマは、病気になってしまった時のお話。病院を受診する際の注意点や"コツ"について。
まず持参するものとしては保険証、母子手帳、お薬手帳、お金など。これは当たり前ですね。この他、着替えやオムツも持っていくべき。さらに病状の経過をまとめたもの、スマホで撮影した写真や動画も役立つそうです。言葉で説明するより「百聞は一見にしかず」です。
その他、知っておくべき情報として、中河内で夜間休日に受診できる病院や八尾市休日急病診療所の情報、さらに急な病気の時に役立つ情報や子どもが何かを飲み込んだ時に役立つ中毒の情報を紹介したウェブサイトや連絡先を教えていただきました。

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皆さんメモをとりながら真剣に聞き入っておられました。子どもを連れてご夫婦で参加された方も。

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子どもが急病の時に役立つ情報が満載のWEBサイト「こどもの救急」を紹介。小児科医が監修しているそうです。

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こちらは子どもが何かを飲み込んだときに役立つ「中毒情報センター」のWEBサイト。
万が一の時のために知っておくべきですね。

子どもの死因の第1位は、病気ではなく「家庭内事故」

子どもの死因の第1位は、なんと病気でなく「不慮の事故」だそうです。ご存知でしたか?しかも「不慮の事故」というと交通事故を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょうが、実際は何かを飲み込んだ、転倒・転落した、やけどしたなど、家庭内で起こる些細な出来事で亡くなるケースが多いとのこと。
車に乗る時はチャイルドシートを必ず付ける。自転車に乗せる時はヘルメットを着用する。家具などの角や硬いものにクッションテープを貼るなどは当然のことですね。でも事故は「何でこんなところで」という状況で起きてしまうとか。例えば、お風呂の浴槽に入り込んで溺れる事故。乳幼児の場合なら、たった10cmの水深でも溺れてしまうとか。驚いたのは、ブドウを食べて窒息することもあるそうです。
その安全対策については、「気をつけよう」という気持ちを持つだけではダメ。触らせない、大きくて飲み込めない、入れない・通れない・動かない等々、物理的に不可能な状態を作ること。つまり、お風呂場に入れない状態を作っておくことが大切とのことでした。
さらに万が一事故が起こった時の応急処置についてもお話しいただきました。なかでも一番怖いのが窒息。特に乳児の事故死の約85%が窒息死で、放っておくとわずか5分で死に至ります。ということで窒息の応急処置を実践。皆さん笑顔を見せながらも真剣な眼差しで見ておられました。
今回の講演は親として知っておきたいことばかり。講演後も先生に質問する参加者が後を絶ちませんでした。

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「もし子どもがテーブルクロスを引っ張ったら、食卓テーブルの上に置いてある電気ケトルが落ちて大やけどする」と、具体的な写真を見せて注意喚起。。

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窒息の応急処置(1歳未満の場合)
胸部突き上げ法と背部叩打法を、ぬいぐるみを使ってお手本を見せて説明。

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窒息の応急処置(1歳以上の場合)
腹部突き上げ法を、参加者のお父さんに協力いただいて説明。

講座に参加してみて

  • 母親になったばかりなので、わからないことだらけで全てが勉強になりました。
  • たいへん勉強になりました。知らないことも多く、勉強不足だったと思います。
  • まだまだ家の中に危険なところがたくさんあることに気づかされました。注意しているだけでは防ぎ切れないと思いました。
  • 子育てに役立つ連絡先や情報、今すぐ使えるツールなども教えていただき参考になりました。
  • 全てのお話が参考になり、主人にも今日の先生の話を聞かせたいと思います。ありがとうございました。

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