1. ホーム
  2. イベントレポート
  3. 子育ておうえん講座『赤十字幼児安全法講習』

イベントレポート

子育ておうえん講座『赤十字幼児安全法講習』

2012年3月30日

赤十字幼児安全法講習 ~知って安心!子どもの事故防止知識~

子育て中に"ヒヤリ"とした経験を持つママ・パパも多いはず。子どもに起こりやすい事故とは?万が一起こってしまったらどうすればいいの?正しい知識と対処法を身につけておけば安心ですね。

event_20120330_01.jpg今回は、日本赤十字社大阪府支部で幼児安全法指導員を長年務めておられる看護師さんを講師にお招きし「子どもの事故防止」について講演していただきました。

開催日/2012年2月27日(月)
時 間/午後14時~15時30分
場 所/八尾市社会福祉会館 2階 集会室
主 催/八尾市こども未来部保育課 子育て総合支援ネットワークセンター「みらい」

子どもに起こりやすい事故をまず知ることが大切

今回のテーマは非常に関心が高く、会場には約70人もの子育てママ・パパ、子育てサポート関係者が参加され大盛況となりました。

まず講師が自己紹介をした後、子どもに起こりやすいさまざまな事故の例を配布資料のイラストで提示。家の中、あるいはその周辺という本当に身近な場所で起こり、しかも思いもかけないような起こりかたをすること説明されると、参加者もうなずいて思い当たる節がある様子。さらに子どもの死亡原因で最も多いのは、1才までは先天性の疾患ですが、1才~11才では不慮の事故が死因の第1位となっている事実を紹介すると、参加者はよりいっそう真剣な表情に。

そして、こうした子どもの事故の多くは発生が予防できるといわれ、それゆえに周りの大人が事故防止の知識を持ち、万が一事故が起きてしまったときでも正しい対処の仕方を身につけておくことが大切であることを熱く語られました。

子どもの成長・発達に一歩先がけて事故防止に配慮

次に事故を予防するにはどうすればよいか。

基本的には、子どもの成長・発達は個人差が大きいので、年齢だけでなく、日々の行動の様子をよく観察しながら、一人ひとりに合わせて事故防止・安全対策に配慮すること。子どもは昨日までできなかったことが今日はできるようになるもの。

例えば、ある日突然つかまり立ちをし始めたりします。柵が低いままだったり、テーブルの上に熱いお茶が置いてあったらどうでしょう。子どもの成長・発達に一歩先がけて、常に家庭内を整理整頓し、危険物を避けるようにすることが大切とのことでした。また、大人が手本を示しながら、交通ルールや遊びの中でのマナーなど社会のルールを教えたり、安全に配慮した上で、子どもを自由に遊ばせることで事故から身を守るための運動機能を高めることも大切とのことでした。

event_20120330_02.jpg  event_20120330_03.jpg

日常起こりやすい事故とその手当

でもいくら気をつけていても不幸にも事故が起こってしまうことがあります。続いて、日常起こりやすい事故とその手当について、次の10の事故を例に挙げ、それぞれの対処法を簡単に紹介していただきました。

event_20120330_04.jpg1)異物の誤飲・誤嚥(ごえん)
2)窒息 3)頭部のけが
4)熱傷(やけど)
5)溺水
6)熱中症
7)きず
8)骨折・脱臼・捻挫
9)打撲
10)鼻血

なかでも異物の誤飲・誤嚥は小さな子どもによく起こる事故で、その手当てを詳しく紹介していただきました。

中毒症状を引き起こすものを誤飲したときは、中毒110番などに連絡し指示を受けること。その際、飲んだものの名称や飲んだ量、吐いたものなどを、慌てず焦らずにしっかり伝えることなど、今すぐ役立つ知識をたくさん学ぶことができました。 さらに窒息を起こした時の応急処置として、背部叩打法およびハイムリック法を実演。皆さん身を乗り出すようにご覧になっておられました。

event_20120330_05.jpg event_20120330_06.jpg
子どもの口とほぼ同じ大きさの誤飲チェッカー。
これを通る大きさのものは、子どもが飲み込んだり窒息したりする危険があると考えられる。
窒息を起こしたときの応急処置としてハイムリック法を実演。

また、頭部のけがについては、傷口をハンカチ等で直接圧迫して止血する方法のほか、自分で傷口を抑え続けられないときはストッキングを使って固定する方法も紹介していただきました。

event_20120330_07.jpg


ハンカチ等を自分で抑えられないときは、ストッキングを使うとうまく圧迫できる。


この他、熱傷(やけど)、溺水、熱中症、きず、骨折・脱臼・捻挫、打撲、鼻血についても、それぞれの注意点と手当の方法を説明していただきました。

どの知識も興味深く、参加者は最後まで熱心に耳を傾けておられました。本当に内容が盛りだくさんで1時間半の講習があっという間に過ぎてしまいました。終了後も講師への質問がしばらく続くなど、「子どもの事故防止と手当」への関心の高さを感じました。

event_20120330_08.jpg本日の講座に参加された皆さんには、日本赤十字社から、「赤十字幼児安全法短期講習」の受講証が渡されました。

講座に参加してみて

  • 「日本赤十字社でさらに講習会があるということなので、そちらにも参加しようと思っています」
  • 「生後6カ月の乳児がいて、ちょうど口にものを入れ始めたところ。部屋がどうしても散らかってしまうので、整理整頓したいです」
  • 「これまで大きな事故はなかったけど、いつ起こっても不思議じゃない。万が一の時のためにも正しい知識を身につけようと思って参加しました」

ページの先頭へ

このページの先頭へ